「ダニング=クルーガー効果」
自己評価と実際の能力は比例しないどころか
能力が低い人ほど自己評価は高く
能力が高い人は自己評価がそれほど高く
ない。
例えば、子供の頃から高校まで汗と涙を流して
野球にうちこんできた人は、テレビを観て
巨人の大勢からバットに当てるのも至難の業
だと思い、逆に、野球未経験のなんなら
日常運動もまったくしてないメタボリックな
おじさんは東京ドームなら当てたらホームラン
入るやろ?
みたいなこの話。
しっかりと野球をやってきた人なら、もちろん野球の能力は高いけど、その難しさも知ってて
自分には打てない、と評価し
逆に野球未経験の人は、その難しさも全く
知ってないので、ホームランなんか簡単じゃないの?とか思っちゃう、心理現象。
日常のシーンでは
会社や趣味の集まりや、なんなら家庭内でも、
なんで自分だけこんなにやってるのに、他の人
はやってくれへんねやろ?
仕事量、質ともに自分と比べて全然劣ってて、
めちゃくちゃ足を引っ張るやん。
って思うシーン、
ありますよね?
ありましたよね?
いや、そんな事ないよ。
いや、でもちょっとだけそれっぽい事は、
思ったことあるかも。
とか
逆に、会社や趣味の集まりや家族で
こうゆうのんをめちゃくちゃ出してくる人
知ってる!!
現在進行形なのか、過去にいてた人なのか
とにかく、そうなんです。
そうみたいなんです。
人間こうゆう心理に陥りやすい
って知ってるだけで
ああ、この人「ダニング=クルーガー効果」
に陥ってるな、とか
あ、今、自分は「ダニング=クルーガー効果」
に陥っちゃってる、とか
早く気付けたなら、気の持ちようがかわったり
自分なら調子乗った発言、行動を控える事が
できます。
これって自分対相手、相手対自分
でやってる事に対する評価のズレが
あるって事ですけど、それを周りでみてる
第三者からみても、評価は相手と同じ目線
なので、これを、知ってる人と知らない人では
「人生のカッコ良さ」がかわってくるはずですよ。
「ダニング=クルーガー効果」
ジャスティン・ダニングさんとデービッド・クルーガーさんの2人が1999年に発表した
自分の能力を過大評価してしまう認知バイアスの
こと。
ジョン・レノンさんとポール・マッカートニーさんのレノン=マッカートニーを思い出し、違うことを考え、集中力を途切らせてしまったのは、僕だけではないはず。
そんなこんなで、まとめますと
自己評価ってのは何事も高くなってしまうもの
そして自分のしてることはあんまり伝わってなく
評価もそこまで高くないもの、そこを
自分の評価基準で生きていくと、そのズレに
疲れたり、恥ずかしい目にあわんように
スマートにやっていきたいですね!
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